2025/09/09 12:34

◎「殺すことが目的」と元従業員 横浜ラーメン店強盗殺人の初公判

 従業員として働いていた横浜市のラーメン店で2023年9月、店長だった親族の男性=当時(33)=を殺害し現金などを奪ったとして、強盗殺人の罪に問われた住所不定、無職大橋昭仁被告(37)は9日、横浜地裁の裁判員裁判初公判で「殺すことが目的で金を取ることは目的ではなかった」と起訴内容を一部否認した。
 検察側は冒頭陳述で、被告が事件前に売上金で包丁を購入し「強盗放火殺人」「量刑」などと検索していたと指摘。「計画性と強固な殺意に基づく残虐な犯行」とした。
 一方、弁護側は「殺害目的は怨恨で、金品を取ったのは副次的なものだ」と主張。強盗殺人罪ではなく殺人と窃盗の罪にとどまると主張した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

「女児が腹切られた」通報、大阪 5歳死亡、母親意識なし
都内で記録的大雨、川氾濫 前線影響、新幹線見合わせ
ユナイテッド機、関空に緊急着陸 142人脱出、5人けが

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る