2025/09/07 22:35

◎最多8選目指した現職落選確実 佐賀・多久、28年ぶり交代

 任期満了に伴う佐賀県多久市長選は7日投開票され、無所属新人の元市議香月正則氏(53)が、いずれも無所属で、全国の現職市長で最多の8選を目指した横尾俊彦氏(69)=立民推薦、元派遣社員の新人副島満氏(67)を破り、初当選を確実にした。市長交代は28年ぶり。投票率は56・18%。
 選挙戦で香月氏は市政刷新を掲げ、子育て世帯の支援や産業育成を主張。横尾市政への批判票を取り込んだ。
 横尾氏は1997年市長選で初当選。7期28年の実績や国とのパイプをアピールし、与野党の国会議員の応援も受けたが、及ばなかった。
 副島氏は多選批判に加え、人口減少対策や企業誘致などを訴えたが、広がりを欠いた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

悠仁さま、成年式「加冠の儀」 「責務の重さを自覚」
都内で記録的大雨、川氾濫 前線影響、新幹線見合わせ
伊東市の田久保市長が議会解散 市議選へ「信を問うべき」

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る