2025/08/24 16:11

◎広島資料館、被爆惨状伝え70年 累計8千万人、資料2万点超

 広島市の原爆資料館は24日、開館から70年を迎えた。これまでに国内外から累計8千万人以上が来館し、原爆投下による惨状や非人道性を伝え続けてきた。石田芳文館長は「一人でも多くの人に来てもらい、被爆の実相に正面から向き合っていただきたい」と話す。
 資料館は被爆から約10年後の1955年8月24日に開館。被爆者の遺品や写真などを展示する本館と、被爆前の広島の姿や核兵器の危険性を伝える東館がある。初代館長の故長岡省吾氏は原爆投下後の焦土を歩き、熱線を受けた瓦やガラス瓶などの被爆資料を収集した。その後、遺品の寄贈も続き、現在は被爆資料約2万2千点を収蔵する。
 資料館には多くの要人も訪れ、2016年に米国の現職大統領として初めてオバマ氏が訪問。23年の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)では、核兵器保有国を含むG7首脳らが見学した。
 資料館への関心の高まりや、新型コロナウイルス禍での水際対策緩和などを背景に、23年度以降入館者数が急増。24年度は約226万人と過去最多を更新し、うち約72万人を外国人が占めた。

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