2025/08/21 18:38
◎国負担金の過大請求「隠蔽」 徳島、生活保護費巡り証言
徳島市が生活保護費の過払いを適切に処理せず、財源となる国負担金約5千万円を国に過大請求していた問題を巡る市議会の調査特別委員会(百条委員会)が21日、開かれた。生活福祉第2課の森本耕司課長が証人尋問に出席し「市幹部は長年問題を認識しており、隠蔽してきた」と述べた。
森本氏は2019年11月の徳島県の監査時に立ち会い、問題に気付いたと主張。是正しようと生活保護費の管理を担う市の生活福祉第1課課長や遠藤彰良市長らに訴えたが、改善されなかったと証言した。
この問題を巡っては今年3月、市が市議会に報告。6月に百条委が設置された。
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