2025/08/18 11:37

◎仏英独、ロシアの割譲案をけん制 ウクライナ領土の一体性を尊重

 【キーウ、パリ共同】フランス、英国、ドイツなどは17日、ウクライナに関する有志連合のオンライン首脳会合を開き、ウクライナの「領土の一体性を尊重する」との立場を確認した。18日のワシントンでのトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談を前に、ロシアが要求しているとされるウクライナ東部の領土割譲案にくぎを刺した。仏英独など欧州首脳も米ウクライナ会談に同席し、結束して対応する構えだ。
 トランプ氏は17日、交流サイト(SNS)で「ゼレンスキー氏は望めば即座にロシアとの戦争を終わらせられるし、戦い続けることもできる」と述べ、和平実現は同氏次第だとの考えを示した。
 米国のウィットコフ中東担当特使は17日、テレビ番組で、米欧がウクライナに北大西洋条約機構(NATO)に類似した「安全の保証」を提供することについて、ロシアが容認する考えを示していると述べた。ウクライナは和平実現に安全の保証が必要としており、ロシアが米欧関与を認めたのは「画期的だ」と強調した。

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