2025/08/17 17:53

◎大分・大原古墳に埴輪多数 大和政権関係の被葬者か

 別府大(大分県別府市)は17日、同県豊後高田市の「大原古墳」で多くの種類の埴輪が大量に出土したと発表した。古墳は4世紀末〜5世紀初めに築造されたと考えられ、当時は瀬戸内海に臨む交通の要所に位置していた。
 調査した別府大の玉川剛司准教授(考古学)は、地域の有力者が埋葬されていたとみられるとし「大和政権が朝鮮半島に進出する直前の時期に、九州への足掛かりに関係を深めた有力者ではないか」としている。
 別府大などは21年に調査を開始。一辺が25m程度の方墳と判明した。付近に大型の前方後円墳があることなどから、大原古墳は、大型古墳に付随した小型の古墳「陪塚」の可能性があるとされる。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

福山さん性的発言を「深く反省」 フジ「不適切な会合」参加
朝ドラ主題歌は「ハンバート―」 9月開始のNHK「ばけばけ」
「国宝」興行収入100億円超 邦画実写作の歴代3位に

>>文化・芸能ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る