2025/08/07 11:09

◎石川・加賀で線状降水帯 気象庁、警戒呼びかけ

 北陸では7日、非常に激しい雨が降り、気象庁は石川県の加賀地方で線状降水帯が発生したとして、顕著な大雨に関する気象情報を発表した。金沢市の金沢は午前5時ごろまでの3時間で148ミリ降り、同地点の観測史上最大に。富山県氷見市や新潟県佐渡市の羽茂なども記録的な雨となった。北陸や東北などは、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。
 金沢市によると、大雨の影響で市内2地域で床下浸水が発生した。19カ所で道路が冠水している。JR西日本によると、北陸新幹線は大雨の影響で朝から長野―金沢間の上下線で運転見合わせとなった。
 気象庁によると、前線を伴った低気圧が日本海を進み、低気圧から延びる前線が8日にかけて北日本から西日本を南下。その後、9日にかけて東日本の太平洋側から西日本にかけて停滞する。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北日本から西日本で8日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って大雨となる所がある。

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