2025/08/06 10:56

◎セブンイレブン1000店舗増へ 飽和国内コンビニ市場で規模拡大

 セブン&アイ・ホールディングスは6日、2031年2月期を最終年度とする経営戦略を発表した。飽和状態といわれる国内のコンビニ市場で約千店舗増やす計画を示した。収益源の北米市場も強化し、1300店を新規出店する。コンビニ専業大手として規模拡大路線を歩む姿勢を鮮明にした。
 売上高に当たる営業収益の目標として11兆3千億円を掲げた。既存のコンビニ事業と比べ1兆円規模伸ばす計画だ。スティーブン・ヘイズ・デイカス社長は東京都内で記者会見し「今こそ変革することが極めて重要だ。過去とは大きく異なる経営になる」と述べた。
 セブンはカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたことが喫緊の経営課題となっていた。両社の協議が決裂してクシュタールが7月に買収提案を撤回したことで、セブンは当面、単独の経営路線を歩む方向となっている。
 国内コンビニ事業を担うセブン―イレブン・ジャパンは25年3〜5月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比11・0%減だった。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

大谷、3年連続40本塁打到達 菊池6勝目、吉田は2安打
大谷、3戦連発の42号ソロ ダル2勝目、山本は6失点
大谷39号、米通算1000安打 投手で4回1失点、鈴木は27号

>>主要ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る