2025/08/01 10:05
◎広島市「原爆罹災者名簿」を公開 2万3039人分
広島市は1日、1945年8月6日の米軍の原爆投下で犠牲となったり、臨時救護所で治療を受けたりした被爆者計2万3039人分の氏名などを記載した「原爆罹災者名簿」を、平和記念公園内にある広島国際会議場で公開した。6日まで。
行方不明者の親族が消息を知る手掛かりとして、市は68年に公開を開始。その年に広島東署で見つかった原爆死没者の検視調書のほか、救護所の収容者名簿など計82冊を閲覧できる。氏名や住所、死因が載っている。
市によると、昨年は11人が来訪し、電話での問い合わせは2件あった。このうち2件で親族を確認できた。
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