2025/07/21 12:05
◎自民、議長・閣僚経験者が落選 平野、武見、山東氏ら
自民党は、参院議長や閣僚の経験者らが相次いで敗れた。選挙区で平野達男元復興相(岩手)や武見敬三前厚生労働相(東京)、比例代表では山東昭子元議長が敗北した一方、鈴木宗男元北海道・沖縄開発庁長官は当選を決め、明暗が分かれた。立憲民主党は元職蓮舫氏が返り咲いた。
自民では、比例代表で佐藤正久幹事長代理、経済評論家の岸博幸氏、差別的言動を繰り返した杉田水脈元衆院議員らが敗れた。選挙区では官房副長官を務めた森屋宏氏(山梨)らが議席を失った。
立民の長浜博行参院副議長(千葉)は4選を果たした。日本維新の会の政調会長を務めた音喜多駿氏(東京)は落選し、比例代表の嘉田由紀子元滋賀県知事は当選確実となった。国民民主党は格闘家の須藤元気氏、れいわ新選組は北朝鮮による拉致被害者の兄、蓮池透氏らが比例代表で落選した。
参院選前に維新を離党し、参政党の比例代表で立候補した梅村みずほ氏は当選が決まった。社民党はタレントのラサール石井氏、日本保守党は弁護士の北村晴男氏が比例代表で初当選した。
国民が公認を見送り、無所属で東京選挙区から立候補した山尾志桜里元衆院議員は及ばなかった。大阪選挙区では無所属で音楽家の世良公則氏が敗れた。
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