2025/07/21 13:10
◎自民12議席で過去最低に並ぶ 参院比例、立・国・参は7議席
参院選の比例代表は、自民党が改選19議席から大きく減らし、2010年の過去最低と並ぶ12議席にとどまった。立憲民主党は改選8だったが7議席に。改選3の国民民主党、改選議席ゼロの参政党がともに7議席を確保し、立民と肩を並べた。
公明党は改選7から4議席へ、日本維新の会は改選5から4議席へ、共産党は改選4から2議席へ、それぞれ減らした。共産は過去最低に終わった。
得票数は与党の自民1281万票、公明521万票。野党では国民が762万票と最多で、参政743万票、立民740万票と続いた。
自民で当選したのは、全国郵便局長会(全特)が擁立した元総務官僚の犬童周作氏やインターネットの活用で得票を重ねた山田太郎氏ら。維新は元滋賀県知事の嘉田由紀子氏、国民は足立康史元衆院議員がそれぞれ当選した。
れいわ新選組は改選2から3議席に増えた。19年に特定枠で当選した、重い障害がある木村英子氏が特定枠を使わずに再選を果たした。
社民は改選1議席を確保し、タレントのラサール石井氏が当選。現職の大椿裕子副党首は届かなかった。日本保守党は参院で初の議席となる2議席を得た。
政治団体「チームみらい」初議席には安野貴博党首が当選した。NHK党や再生の道はいずれも議席を得られなかった。
自民から出馬した経済評論家の新人岸博幸氏は落選。立民の川田龍平、私鉄総連が支援した森屋隆の現職2氏も及ばなかった。
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