2025/07/19 12:12

◎与野党、最終日に重点区で訴え 参院選、20日投開票

 参院選は19日、選挙戦最終日を迎え、与野党党首らは議席獲得へ重点区を中心に支持を訴えた。石破茂首相(自民党総裁)は仙台市のJR仙台駅前で街頭演説し、物価高対策として迅速に現金給付を行うと語り「それが政治の責任だ」と強調した。立憲民主党の野田佳彦代表は新潟市を訪れ、ガソリン税の暫定税率廃止を主張し「通常国会で廃止法案を廃案に追い込んだのは自民党だ」と石破政権を批判した。
 与野党は、改選124議席(選挙区74、比例代表50)と東京選挙区の非改選欠員1補充の計125議席を争う。首相は自民、公明両党で非改選を含む過半数の議席維持を勝敗ラインと設定している。割り込めば政権運営が揺らぐため、事実上の政権選択選挙と位置付けられる。投開票は20日。
 公明の斉藤鉄夫代表は埼玉県上尾市で応援演説に立ち、激戦の埼玉選挙区での議席維持に向けて支持を呼びかけた。
 日本維新の会の吉村洋文代表は東京・JR新宿駅前で「現金をばらまいていたらそれでいいのか」と自民公約を非難し、負担軽減のための社会保険料引き下げを唱えた。

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