2025/07/18 22:05

◎与野党、過半数懸け全力 参院選、20日投開票

 20日投開票の参院選で、与野党党首らは18日、支持獲得へ全力を挙げた。石破茂首相は与党過半数維持へ「強い経済」による賃上げ実現を訴えた。立憲民主党の野田佳彦代表はガソリン税の暫定税率廃止など家計の負担軽減策を提唱した。
 首相は大津市で演説し「賃金が上がる経済に変えたい」と強調、「その場限りのいいかげんなことは言わない」と語った。
 野田氏は福岡市で「立民は家計ファーストだ。自公に政権を担当する資格はない」と支持を求めた。
 公明党の斉藤鉄夫代表は「外国人との対立をあおって政治的エネルギーにする勢力に日本を任せたら必ず崩壊する」と言明。日本維新の会の吉村洋文代表は兵庫で「改革で財源を生み出し皆さんの負担を抑える」と説いた。
 共産党の田村智子委員長は「予算の使い方を変え社会保険料を下げる」、国民民主党の玉木雄一郎代表は「求められているのは2万円を配る選挙対策ではないはずだ」と与党の物価高対策を批判した。れいわ新選組の山本太郎代表は「消費税減税、廃止の先頭に立たせてほしい」と呼びかけ、参政党の神谷宗幣代表は「最低10議席をもらえば、スパイ防止法を提案する」と述べた。

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