2025/07/18 08:23

◎参院東京、7位避けたい? 補欠選挙で任期半分

 今回の参院選東京選挙区は通常の改選6に加え、非改選の欠員1の補欠選挙を同時に実施する「合併選挙」となっている。当選者の枠が増え議席を得やすくなるが、7位の任期は2028年までの3年。非改選の議席を持つ政党の関係者は「7位では、3年後に改選を迎える現職との候補者調整が必要。6位以内を目指す」と話す。
 参院議員の任期は6年で、半数が3年ごとに改選される。東京選挙区では、22年に当選した蓮舫氏が昨年の都知事選に出馬。公選法の規定で自動失職したため欠員1が生じた。今回の選挙で7位当選した候補は蓮舫氏の残りの任期を引き継ぐ形となる。
 東京選挙区は立候補者が多く激戦の様相とあって、2人を擁立する政党の関係者は「欠員の分、チャンスは大きい」と歓迎する。
 一方で、28年参院選への影響を懸念する声も。蓮舫氏以外の22年の当選者は自民党が2人、公明党、共産党、れいわ新選組がそれぞれ1人。共産関係者は「7位だと3年後に2人が改選になり、どちらかが比例代表に回る可能性が高い。あくまで6位以内を確保したい」と意気込んだ。

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