2025/07/12 17:15

◎トランプ政策の影響に懸念 ロス五輪、開幕まで3年

 【ロサンゼルス共同】14日で開幕まで3年となる2028年ロサンゼルス五輪は、多数のプロチームが拠点を置く全米屈指のスポーツ都市を舞台に行われる。会場は世界基準の既存施設をフル活用。堅調な米経済に支えられて協賛金集めも加速し、大会組織委員会のワッサーマン会長は「準備の進展には自信を持っている」と強調する。ただ、トランプ米大統領が推進する保守色の強い政策が「平和の祭典」に与える影響に懸念も広がっている。
 ロサンゼルスで五輪が開かれるのは1932年、84年に続き3度目。
 懸案は米国の政治情勢だ。トランプ氏は不法移民取り締まりに力を入れ、強制送還も本格化。野党民主党の牙城で、移民に寛容な「聖域都市」とも呼ばれるロサンゼルスでは、強硬な摘発に反発する抗議デモが拡大した。
 トランプ氏は外国人テロリストから米国を守ることを理由に、イランなど12カ国からの入国を禁じる布告にも署名。五輪に参加する選手、スタッフは対象外とされたが、観客や審判員の扱いは不透明だ。

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