2025/07/11 18:29

◎防衛省職員へのセクハラ賠償命令 休日の行為も職務との関連を認定

 防衛省職員の女性が、勤務中などに同僚だった防衛技官の男性からセクハラを受けたとして、国と男性に計600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は11日、職務に関連したセクハラがあったとして国の責任を認め、250万円の支払いを命じた。男性への請求は棄却した。
 判決によると、女性は2020年から、勤務先などで体を触られるといった被害に遭い、好意を寄せる内容のメッセージを何度も送られた。一場康宏裁判長はセクハラに該当すると認定。勤務時間中の被害のほか、休日の行為も、女性が関係悪化を考慮して対応していたとして職務との関連を認め、国が責任を負うべきだと判断した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

静岡・伊東市長が辞任表明 学歴問題、出直し選に出馬意向
ガールズバー女性2人刺され死亡 浜松、殺人未遂容疑で男逮捕
辞職勧告の市長「進退は夕方に」 静岡・伊東、学歴詐称疑惑で

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る