2025/07/04 12:15

◎物価高・減税で与野党論戦 首相「給付早く届ける」と強調

 参院選2日目を迎えた4日、与野党幹部らは各地で支持を呼びかけた。石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党の小川淳也幹事長は、東日本大震災の被災地・福島県にそれぞれ入った。物価高対策を巡り、首相は生活支援のため「早くお金を届けなければいけない」と現金給付の意義を強調した。小川氏は「対策の一丁目一番地は食料品にかかる消費税率0%だ」と主張した。
 首相は福島県白河市で、コメ農家らと車座対話に臨み、コメの安定供給や食料自給率の向上策について議論した。野党が主張する消費税減税に関しては「聞こえは良いが1年かかる。社会保障の財源にも傷を付ける」と疑問を呈した。
 小川氏は福島県のJR郡山駅で街頭演説し、食料品の支出割合が過去に例がないほど高まっていると指摘した上で「物価高対策に全力を挙げる」と語った。
 日本維新の会の吉村洋文代表は、兵庫県のJR芦屋駅前で街頭演説し「子どもたちが成人になった時にどう高齢者を支えるのか。社会保険料の負担を下げる努力をさせてほしい」と訴えた。

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