2025/07/02 18:47
◎1歳児意識不明事故で和解、広島 2億7000万円賠償
広島県福山市の市立保育所で2018年に保育中の1歳の園児が食べ物をのどに詰まらせ意識不明となり、保護者側が市に損害賠償を求めた訴訟は2日、市が賠償金2億7千万円を支払うことで和解が成立した。市が発表した。
市によると、18年10月、食事中に眠りかけた園児を保育士が抱き上げた際、泣いた弾みで息を吸い込み、食べ物が詰まって窒息状態になった。現在も意識不明で施設で療養しているという。保護者側が広島地裁福山支部に提訴していた。
枝広直幹市長は「深くおわび申し上げる。再発防止策の徹底と保育体制の強化に全力で取り組む」とコメントを出した。
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