2025/07/02 13:06
◎住民帰還、居住区域申請へ 福島・葛尾村、6例目
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域を巡り、福島県葛尾村は、住民から帰還意向のあった一部区域を「特定帰還居住区域」とする復興再生計画案をまとめ、県に提出した。1日付。県の同意を得て夏ごろ国に申請し、認定されれば除染が始まる。復興再生計画は大熊町、双葉町、浪江町、富岡町、南相馬市が作成済みで、葛尾村は6例目となる。
村によると、計画案に含まれるのは同村葛尾小出谷にある宅地や生活圏の森林、道路など約5ヘクタール。周辺の放射線量は年間20ミリシーベルトを上回る箇所があるが、住民が受ける積算線量を20ミリシーベルト以下まで下げる。
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