2025/07/02 12:13

◎トランプ氏発言に広島市長苦言 「被爆の実相理解せず」

 広島市の松井一実市長は2日の定例記者会見で、米軍のイラン核施設攻撃を広島、長崎の原爆投下を引き合いに正当化したトランプ米大統領の発言について「被爆の実相を理解していない発言だ」と苦言を呈した。認識を改めてもらうため、トランプ氏に被爆地を訪れるよう求めた。
 松井氏は「原爆が使用されれば敵味方の区別なく命を奪い、人類の存続にも関わると理解していないのではないか」と語った。トランプ氏に広島で原爆資料館を見学し、被爆者の言葉を聴いてほしいとし、在日米大使館関係者を通じて要望するとした。
 トランプ氏は6月25日、イランへの攻撃に関し、原爆投下と「本質的に同じことだ」と述べていた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

法律事務所で男性職員刺され死亡 殺人未遂疑いで同僚の男逮捕
胸の成長、男性教師確認? Xに虚偽投稿、川崎市否定
伊東市長、東洋大卒でなく除籍 静岡、辞職勧告決議案提出へ

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る