2025/07/01 15:11

◎電子処方箋2030年までに導入 医療機関の導入低迷、目標見直し

 今年3月までの全国導入を目指していた電子処方箋に関し、厚生労働省は1日、患者の医療情報を共有する電子カルテと一体的な導入を進める方針を明らかにした。目標時期は遅くとも2030年としている。医療機関での導入が低調なため目標を見直した。
 医療DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する会合で方針を説明した。厚労省によると、電子処方箋の導入率は6月22日時点で33・0%。施設別では病院13・4%、医科診療所19・6%、歯科診療所4・7%、薬局82・5%。電子カルテを利用している医療機関は電子処方箋の導入率が高いとする調査結果などを踏まえ、一体的な導入を促進する。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

白亜紀の海、実は「イカだらけ」 微小化石を見る新技術で判明
黒潮に逆らい、戦略的に沖縄到来 台湾から丸木舟、日本人の祖先
最後のH2A打ち上げ成功 観測衛星、予定軌道に投入

>>科学・環境・医療・健康ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る