2025/06/30 17:18

◎能登6市町の小中学生、千人減少 地震1年半で人口流出懸念

 能登半島地震から7月1日で1年半。被災地では仮設住宅が完成し、建物の公費解体が進むなど、復興まちづくりに向けた取り組みが加速している。一方、子育て世代を中心に被災地を離れる動きが出ており、被害が大きかった6市町の小中学生の数は地震前から計約千人減少。人口流出に歯止めがかからず、住まいや生活再建支援の課題が浮き彫りとなった。
 自治体によると、七尾、輪島、珠洲各市と志賀、穴水、能登各町の小中学生の人数は、地震発生前の2023年5月時点で6741人。地震後の24年5月は5816人、25年5月が5647人で、千人以上減った。特に輪島市と珠洲市は23年比で約30%減となった。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

神奈川・座間9人殺害で死刑執行 鈴木法相「慎重な検討加えた」
俳優宮島三郎容疑者を逮捕 電子マネー4万円分詐取の疑い
天皇ご一家の飼い犬「由莉」死ぬ 愛子さまが名付け

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る