2025/06/30 17:42
◎土下座要求でカスハラ認定 三重・桑名、加害者に警告
三重県桑名市は30日、悪質な事案で加害者の氏名を公表する全国初のカスタマーハラスメント(カスハラ)防止条例に基づき、市内の配送業者に土下座を要求するなどした行為をカスハラと認定した。市は今後、加害者に警告書を発送し、改善しない場合、氏名公表に踏み切る。現時点では、加害者の詳細は明らかにしていない。
認定は、4月の条例施行後初めて。市によると、同月、配送を依頼した数千円相当の荷物が破損したことに腹を立てた加害者が、業者に「ばかやろう、うそつき」などと暴言を吐き、土下座するよう迫ったほか、弁償費用として過剰な支払いを求めたという。
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