2025/06/27 17:28
◎熊本豪雨映画化、俳優ら県庁訪問 「災害との向き合い、考えて」
2020年7月の豪雨で球磨川が氾濫した熊本県人吉市を舞台に、復興へ尽力する人々を描いた映画「囁きの河」の公開に先立ち、主演を務めた同市出身の俳優中原丈雄さんらが27日、県庁を訪れ、木村敬知事に面会した。中原さんは「映画の内容は日本全国で起こりうる話。災害とどう向き合って生活していくのか、考えてもらいたい」と述べた。
監督の大木一史さんや、中原さんが演じた「球磨川くだり」元船頭の息子役の俳優渡辺裕太さんも同行。木村知事は「作品が1人でも多くの人の心に届き、球磨川地域の飛躍になることを願う」と応じた。
7月11日から全国公開。20年7月の豪雨では、九州5県で計79人が死亡した。
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