2025/06/27 12:45
◎フジ問題で民放の企業統治を議論 総務省、11月にも一定の結論
総務省は27日、民間放送事業者のガバナンス(企業統治)強化に向けた検討会の初会合を開いた。フジテレビで起きた一連の問題を受け、公共の電波を預かる民放各社に求められる統治の体制を議論。業界団体の日本民間放送連盟(民放連)と国の関与の在り方も話し合う。11月にも一定の結論をまとめる。
会合に出席した村上誠一郎総務相は「放送に対する国民の信頼の回復に向け、ガバナンスの確保は業界全体の課題だ。健全なガバナンスが確保されてこそ、放送の自主自律の理念は揺るぎないものとなる」と語った。
フジテレビでは、元タレントによる「性暴力」への対応で深刻な統治不全が明らかになった。
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