2025/05/09 18:46
◎不正会計、東芝に賠償命令 大阪、株主へ1億400万円
2015年に発覚した東芝の不正会計問題で株価が下落し損害を受けたとして、23都府県の個人株主185人が東芝と旧経営陣側に計約7億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(谷口哲也裁判長)は9日、東芝に対し原告120人へ計約1億400万円を支払うよう命じた。旧経営陣への請求は棄却した。
同種訴訟は東京、高松、福岡などでも起こされ、各地裁や高裁が東芝に請求額の一部の賠償を命じる一方、旧経営陣への賠償請求は退ける判断が続いている。
谷口裁判長は判決理由で09、11、12年度の報告書で、重要事項の虚偽記載があったと認定した。
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