2025/05/09 22:15
◎贋作絵画、有料企画展で公開へ 9月から、高知県立美術館
高知県立美術館(高知市)は9日、ドイツの有名贋作家ウォルフガング・ベルトラッキ氏による贋作と判断した絵画「少女と白鳥」を9月からの有料企画展で公開する方針を明らかにした。
企画展を通じて購入の経緯についても説明するといい、担当者は「贋作を購入してしまい申し訳ない。企画展で贋作にまつわる知識を深め、歴史を知ってもらえたらと考えている」と話した。
高知県は、ドイツの画家ハインリヒ・カンペンドンクが1919年に制作したとされていた「少女と白鳥」を96年、1800万円で購入。昨年6月に贋作の疑いが発覚後、絵の具の成分などを分析し贋作と判断した。
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