2025/05/09 16:37

◎NPT「勧告案」協議大詰め 準備委が最終日、採択困難

 【ニューヨーク共同】来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、ニューヨークの国連本部で開かれている第3回準備委員会は9日、最終日を迎えた。再検討会議の議論のたたき台となる「勧告案」の採択を目指して大詰めの協議を続けるが、意見の対立は多岐にわたり、合意形成は厳しい情勢だ。
 勧告案には各国が修正を要求している。米国代表は8日「核兵器の先制不使用の合意を求める」と書かれた項目の削除を求めた上、中国を名指しして軍縮を促す必要があると訴えた。中国代表は日本などを念頭に、核抑止力への依存を減らす努力の報告を求めた。キリバスは核実験被害者支援への言及を要望した。

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