2025/05/09 18:37

◎黒潮「大蛇行」終息の兆候 気象庁、17年8月から過去最長

 気象庁は9日、日本列島に沿って流れる黒潮が紀伊半島付近で大きく南に曲がる「大蛇行」が終息する兆候があると発表した。2017年8月から7年9カ月続き、過去最長の期間になっていたが、今年4月後半ごろに大きな蛇行が見られなくなった。1〜3カ月程度状況を見た上で、終息したかどうかを最終的に判断する。
 気象庁によると、詳しい発生原因は分かっていないが、大蛇行は漁業や海洋環境などさまざまな面で影響を与える。19年には、蛇行した流れが本州に接近したことによる潮位上昇と、台風19号の接近が重なり、高潮による浸水被害が発生した。
 1965年以降、黒潮大蛇行は今回も含めて6回発生している。

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