2025/05/09 12:13
◎川崎住宅遺体で神奈川県警検証へ チーム設置、一連の対応を確認
川崎市の住宅で元交際相手からのストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さん（２０）の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は９日、一連の県警の対応が適切だったかどうかを確認する検証チームを設置した。
県警によると、警務部長をトップとし、監察官室や生活安全総務課の幹部らで構成。岡崎さんが行方不明となるまでの相談に対する対応や、元交際相手白井秀征容疑者（２７）の逮捕までの経緯について、担当者への聞き取りなどを踏まえ、速やかに検証結果を取りまとめるとしている。
岡崎さんは昨年６月以降、「（白井容疑者が）自宅付近をうろついていて怖い」などと県警に相談。１２月２０日に行方不明となった。
岡崎さんの失踪後、県警は容疑者を７回任意で聴取した。容疑者は「１２月中旬に家や勤務先の前をうろついた」などと説明した。容疑者宅の確認も２度実施したが、岡崎さんの所在は確認できなかった。
県警は、今年４月３０日にストーカー規制法違反容疑で容疑者宅を家宅捜索し、床下で遺体の入ったバッグを発見した。
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