2025/05/08 18:22
◎能登、地震後初の修学旅行生 「防災考えるきっかけに」
石川県能登地方に8日、修学旅行生が訪れた。県によると、能登への修学旅行の受け入れは地震後初めて。生徒らは輪島市の能登空港から、修復途中の道路や、土砂崩れで土がむき出しになった山肌を見ながら、大型バスで能登町へ移動。県の担当者は「被災地への訪問が、防災について考えるきっかけになれば」と話した。
修学旅行生は目黒区立東山中学校(東京都)の3年生約100人。能登町で田植え作業に参加し、その後、近くの小川で足を洗うなど普段できない体験を満喫した。田植えを指導した水上よしえさん(74)は「子どもたちが楽しそうにはしゃぐ姿を見て、元気が出た」と話していた。
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