2025/05/08 17:48
◎前日飲酒、救急車で事故 出勤時検査受けず、熊本
天草広域連合消防本部(熊本県天草市)は8日、現場に向かっていた救急車が1月、店舗に衝突する事故を起こし、運転していた20代の男性隊員から酒気帯び運転の基準値に近いアルコールが検出されていたと明らかにした。隊員は前日に酒を飲んだが、出勤時に所定の検査を受けていなかったという。
消防本部は公表が遅れたことについて「警察の処分を待っていた」などと釈明した。
事故は天草市で1月29日に発生。熊本県警が隊員にアルコール検査をしたところ、基準値を下回ったため、酒気帯び運転で摘発されなかったという。消防本部によると、体調不良を訴えていた80代女性の搬送が10分ほど遅れたが、容体に影響はなかった。
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