2025/05/08 17:35
◎「スズメの死骸処理」で虚偽請求 JR北海道社員、線路点検も怠る
JR北海道は8日、保線作業の責任者が23年、線路の点検時にスズメの死骸を処理したと虚偽の申請をし、処理手当をだまし取ろうとしていたと発表した。実際には行っていない線路の点検を実施したと偽る書類も提出していた。同社は責任者ら社員3人を処分したが、内容は明らかにしていない。責任者は既に退職したという。
同社によると、社員ら3人は23年9月8日午前、函館線白石―厚別間の点検に従事。その際、責任者が線路上のスズメ2羽の死骸を3人で処理したとする虚偽申請を行い、1羽につき1人2千円の手当計1万2千円を不正に請求した。
1人が4日後に「作業責任者が不正申請した」と会社に申告して発覚した。
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