2025/05/08 14:39

◎元福岡県警巡査長に懲役5年求刑 0歳次男への傷害罪、意識戻らず

 生後2カ月だった次男を揺さぶるなどし重い脳機能障害の後遺症を伴うけがをさせたとして、傷害罪に問われた元福岡県警巡査長の藤嶋亮平被告(33)の論告求刑公判が8日、福岡地裁(西木文香裁判官)であり、検察側は次男の意識が戻っていないと指摘し、懲役5年を求刑した。弁護側は「暴力的な揺さぶりではない」と執行猶予を求め結審した。判決は22日。
 検察側は論告で、次男は今も人工呼吸器を外せない状態だと指摘。ストレスのはけ口を次男に向けたとして「あまりに身勝手。情状酌量の余地はない」と非難した。被告は最終意見陳述で「到底許されることではない。一生償い、謝り続ける」と述べた。
 起訴状によると、2022年11月19日午後4時〜同15分ごろ、同県嘉麻市の自宅で次男を激しく揺さぶった上、ベッドに落とすなどし、負傷させたとしている。
 被告は昨年11月に停職6カ月の懲戒処分を受けて書類送検され、依願退職。今年2月に在宅起訴されていた。

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