2025/05/08 12:22

◎3運輸局が郵便局立ち入り検査 酒気帯び有無の確認点呼問題

 日本郵便で配達員の酒気帯びの有無を確認する法定点呼業務が不適切だった問題で、国土交通省の地方運輸局は8日、貨物自動車運送事業法に基づく特別監査の一環として、前日に続き、各地の郵便局で立ち入り検査した。東北運輸局が仙台市太白区の新仙台郵便局、北陸信越運輸局が長野県上田市の郵便局、四国運輸局が高松市の高松南郵便局にそれぞれ入り、聞き取りや点呼の実施状況を記した書類の確認を進めた。
 関係者によると、高松南郵便局には午前10時ごろ、スーツ姿の運輸局職員4人が入った。四国での立ち入り検査は初めてで、不適切点呼があったとされる他の郵便局でも順次実施する。
 日本郵便は「検査に全面的に協力する」とコメントした。
 日本郵便は4月、集配業務を担う全国の郵便局の75%で法定点呼業務が適切に実施されていなかったと公表。国交省が特別監査を進めている。5月7日には中国、九州、中部の各運輸局がそれぞれ、管内の郵便局を立ち入り検査した。

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