2025/05/08 09:32

◎ロシア一方的宣言の「停戦」入り 72時間、ウクライナは合意せず

 【モスクワ、キーウ共同】モスクワ時間の8日午前0時(日本時間同午前6時)、ロシアのプーチン大統領が一方的に宣言した72時間の停戦期間に入った。9日の対ドイツ戦勝80年の記念日に合わせた停戦で、ロシアはウクライナに同調を求めているが、ウクライナは合意していない。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は72時間の停戦は短いと主張し、米国提示の30日間の完全停戦に応じるよう求めている。ロシアは長期間の停戦には監視機能が必要だと主張し応じていない。
 ロシア側は72時間の停戦期間中の全ての戦闘行動を停止するとしているが、ウクライナ側から攻撃があれば十分かつ効果的に反撃するとしている。
 停戦期間入りを控えた7日のロシア国防省の発表によると、過去24時間にウクライナ軍の無人機524機を撃墜した。過去最大規模の無人機攻撃とみられ、モスクワ周辺など各地の空港で発着が制限され、欠航や遅延が相次いだ。
 無人機攻撃で民間機のスケジュールが乱れる中、戦勝80年式典に出席する海外首脳が次々とモスクワ郊外の空港に到着した。

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