2024/12/23 00:22

◎四條畷市長選で電子投票 全国8年ぶり元職員初当選

 任期満了に伴う大阪府四條畷市長選は22日投票、即日開票された。全国で8年ぶりとなる電子投票により実施。開票にかかる時間と人員を削減する狙いで、一般的なタブレット端末を使った。国が端末の要件を緩和して以降、実施は初めて。選挙戦は無所属新人同士の争いとなり、元市職員銭谷翔氏(36)が元市議渡辺裕氏(50)を破って初当選した。
 電子投票では京セラ(京都市)製のタブレット端末を投票所に配備。有権者は職員に案内されて記載台に置かれた端末前に移動し、表示された候補者名をタッチして投票した。
 端末ごとにUSBメモリーとSDカードに記録し、開票所のパソコンで順次読み取って集計。市選挙管理委員会によると、開票作業に当たった職員は従来の80〜90人から27人に減った一方、所要時間はほぼ前回並みの約1時間40分だった。「正確性を重視した」としている。期日前投票で端末に書き込めなくなった事例が1件あった。
 電子投票は地方選限定で認められているが、16年に実施した青森県六戸町が最後となっていた。

次の記事

この記事を知人に転送

旧安倍派「知らなかった」連発 稲田氏ら4人、衆院政倫審
「参院も与党過半数割れ」目指す 国民玉木代表、野党戦略に言及
自民甘利氏、衆院選不出馬表明 10月に落選、政界引退はせず

>>政治ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る