2024/12/18 11:55

◎北海道警側への賠償命令確定 被疑者ノート巡る札幌地裁判決

 北海道警が逮捕、勾留した20代女性に弁護人から差し入れられた「被疑者ノート」を巡る訴訟で、留置施設の担当者が持ち去ったのは接見交通権や黙秘権の侵害に当たるとして、北海道に25万円の支払いを命じた3日の札幌地裁判決が確定したことが18日、地裁への取材で分かった。原告、被告とも控訴しなかった。
 判決は、担当者がノートの修繕を理由に、女性の手元から引き離した行為を「留置施設の管理の必要から許容される限度を超え、違法」と指摘した。
 道警は「判決内容を検討したが、合理的な控訴の理由を見いだせなかった」とコメントした。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

北九州中3殺傷、43歳男逮捕 発生から5日、防カメ追跡
渡辺恒雄さん死去、98歳 読売新聞主筆、巨人元オーナー政界に影響力
59歳夫婦死亡、体に刺し傷 殺人事件で捜査、千葉・柏

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る