2024/10/24 19:00

◎「日給15万円以上」に応募 横浜の強殺、現金引き出し図る

 横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が殺害され現金が奪われた事件で、強盗殺人容疑で逮捕された自称個人事業主の宝田真月容疑者(22)が「交流サイト(SNS)で『日給15万円以上』という見出しを見て応募した」と供述していることが24日、捜査関係者への取材で分かった。指示役が、高収入をうたって実行役を集めようとした可能性がある。
 容疑者らが後藤さんのキャッシュカードを使い、付近のコンビニATMから現金を引き出そうとしていたことも判明。後藤さんは複数箇所を骨折しており、神奈川県警は、暗証番号を聞き出そうと鈍器で激しく体を殴ったとみて捜査を進める。
 宝田容疑者は、SNSで合法な仕事に見せかけた「ホワイト案件」や「高収入」などを検索。「日給15万円以上」という見出しを見て、事件数日前に応募したと話している。14日には指示役から青葉区へ行くよう連絡があり、他の実行役と合流した。「事件後は闇バイトをやめようと思った」という趣旨の供述もしたという。
 また「実行役は自分を含め3人」とも説明した。

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