2024/09/16 06:02

◎選択的夫婦別姓、容認78% 反対17%「一体感損なう」

 共同通信が全国の都道府県知事と市区町村長に実施したアンケートで、夫婦が望めばそれぞれ結婚前の姓を使える「選択的夫婦別姓」を容認する回答が78%に上った。15日集計した。理由のトップは、別姓の強制ではなく夫婦同姓も可能だからだった。反対は17%で、理由は「家族の一体感を損なう」が最も多かった。
 アンケートは7〜8月、47都道府県知事と1741市区町村長に実施。93%に当たる1667人から回答を得た。
 選択的夫婦別姓への賛否を尋ねると「認めるべきだと思う」が22%、「どちらかといえばそう思う」が56%。「どちらかといえばそう思わない」は14%、「そう思わない」は3%だった。5%は「国が検討すべき事項」などとして、賛否を明確にしなかった。
 容認の理由(複数回答)のトップは「強制ではなく、夫婦で同じ姓を名乗りたい人に不利益はない」で76%。「結婚前と同じ姓で仕事を続けられるので、キャリア形成に支障がなくなる」が61%で続いた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

東北新幹線、走行中に連結外れる はやぶさ・こまち、乗客320人
仙台のアパートで女性刺される 殺人未遂容疑で息子を逮捕
流鏑馬の練習中に男性落馬、重体 鎌倉・鶴岡八幡宮、神事中止に

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る